畳のい草は7月に刈り取りし 洗浄泥染め乾燥、織り上げて10月に 新草畳表と言われ出回ります
でも本当に最上級なものは
1年半から2年は 暗室で 温度と湿度管理された部屋で寝かします
四季を 味わわせ経過することにより 草の水分が自然に適度な水分量になり
バニリンといういい香り成分を出て い草の表皮は強度が増し 草が太くなり 丈夫な畳表が完成します
昔から寺院仏閣に使う畳表は 農家さんが良い種を厳選し 1年から2年は寝かせて
乾燥し気温が低い冬に織る
寒の畳表と言いまして
上等なものほど 熟成させた ものを使います
昔は熟成なんて名前がない頃から そうやっていました
今熱心な畳屋さんの中ではそれを取り入れ 実践している人も 少なからず増えてきました
でもそれには完全に 倉庫を暗室にして湿度を調整しながら 一部屋 潰すように使うになるので なかなか 部屋が余っている畳屋さんもないのでやっている人は数少ないです
うちは当店の8割ほどが熟成畳表 です
熟成にはお金も手間もかかりますが 熟成代は貰っていません
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