畳表品評会4度優勝した[1年に1度品評会開催で最多受賞者]
現在日本の畳表作りでは右に出るものがいない誰が呼んだかレジェンド橋口さん!
橋口さんの作る畳表は首相官邸迎賓館熊本城数々の有名所に使われております!
その橋口さんが作る最高ランクの畳表を
今回入荷いたしました!
ちょっと畳屋にしかわからないかもしれませんが開封した途端にすごくいい香りがしまして
同時に美しい畳表の仕上がりにびっくり!
私は昨年妻と熊本へ行きまして橋口さんのお宅にお邪魔して、い草作りへの熱い思いを聞いてきたので感動ひときわです!
い草作りは本当に体力がすごく必要で
橋口さんはい草作りに命をかけている!と言っていました!
私より一回り以上先輩でい草作りに命をかけていると言えるなんてさすがい草作り日本一だなぁと感心しました
さてここからは少しマニアな話になりますが
通常の畳表は7月に刈り取り乾燥させて秋から年末にかけて寒い時期に畳表に織り上げて
刈り取りから半年後ぐらいから出回るんですが
橋口さんレベルの農家さんは良いたたみ表を作る井草[1番状態の良い1番草]をあえて寝かすんです!
橋口さんは1年中一定の温度湿度を保ったエアコン入りの倉庫で草を寝かします
草は寝かし四季を味あわせることで草の表皮がさらに強くなります、そして急激な変色を防ぎ艶が増し美しい仕上がりになるのです
平成に入って大学の研究室とか実験で数値的に明らかになったのですが
まだ科学的に実証されていない昭和の昔から口伝えで農家さんは上等なものを作るときは数年寝かした熟成井草で織る畳表を最高のものとしてきました。
昔の人の知恵はすごいなと思います。
今回の橋口さんの最高級の畳表の草は2020年度七月刈り取りの草を二年間橋口さんの熟成室で寝かして先月織りあげたものです
写真は昨年橋口さんちにお邪魔した時のものと届いた畳表です
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