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畳の聖地! 熊本出身のお客様

今回のお客様は熊本県八代市郡築地区出身のお客さんでした!
生まれ育った実家ではい草を作っていて幼少期から井草作りのお手伝いをしていたそうです
もともと海だった干潟を明治30年ごろから大勢の人達のご苦労で干拓し大工事を成し遂げたそうです。
そしてちょうど100年前に郡築村ができたそうです。
ご主人が育った家は海から近いのに井戸を5メートル掘ってもきれいな地下水が出て水がとてもおいしかったそうです!それだけ熊本の土地は地下水脈の流れがすごいんだなぁと話を聞いて思いました[今はご主人埼玉の水にも慣れたそうです^ ^]

子供の頃は海のほうに畳表を干しては雨雲が出てきたら大急ぎでしまいに行くことや、当時のい草作りの大変さを少し聞けてとても感動しました!
もうご実家ではい草作りはやめてしまったそうですが
20年前にご両親が送ってくれた畳表を使った畳を
今回新しいものに取り替えさせていただいたわけですが
写真の最後の黄金色に焼けた畳表
光沢があり20年も経過しているのにすごいなぁと個人的にすごいびっくりしました!
ご両親が遠く離れた埼玉県の息子さんにとびきり良いい草をぎっしり詰め込んで織り上げてくれた記念の畳表だなとこれまた20年前のご両親の心意気と畳表の素晴らしさに

時代のロマンを感じました。

今回納品させていただいた畳表も
熊本八代のがっちり井草をギューッと織り込んだ畳表を使わせていただきました。


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