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息子の熊本田植え研修

畳を持っての元になる井草の植え付けは寒い11月になります。植え付ける前も草の赤ちゃんの苗の株分けよして、赤ちゃん草用の田んぼで根を張り少し成長するまで待ちます。

井草のメインの田んぼに植え、替えるのが一般的に田植えと呼ばれる11月になります。この時期は農家さんは刈り取りと同じ位忙しくて、赤ちゃん苗を成長を促すために、根っこと草の先を刈り。

それをきれいに整頓してカセットに装着して機械で植えます。カセットに装着して植えるまでスピードでやらないと苗が枯れてしまうので大急ぎです。田んぼの状態も水面したは全く平らではないので、機械で植えても10本に1本ぐらいは、人間の足跡とか低いところだと根っこが土に潜らないで浮いているので、人間が機械の後を歩きながら手で植え付けながら行きます

一度植え付け始まると4時間程度ずっと田んぼで植え付けです。農家の奥さんはこれで膝を壊してしまうそうです。足元が不安定で中腰になるので、息子も後半きつくなってきたと言っていました。

今回2軒の農家さんで息子がお世話になりましたが両方の農家さんとも、お米の10倍井草は手間がかかる。そして肥料代とかも10倍かかると、私は体力がないので、もうそこまでできませんが、息子を通して井草作りと言うのが体力と技術がかなり必要なんだなということがわかりました。大切に作り上げたあたたみを持ってを織り上げるまでは農家さんの仕事で出来上がった畳表を私ども畳屋がカットして組み立てて畳を作るのが私たちの仕事です。

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