1年前の写真です。大学生の息子が長年店の正面ガラスに貼ってあった襖障子網戸のシートを剥がしています。
もともと祖父の代から畳専業でしたが今から30年前当時元気だった母が50歳で川口市の職業訓練校で表具を習ってきて襖障子を始めました。
私も母に習い襖障子を25年ほどやりましたが母も10年前に他界し…
自分の職業のスタイルを真剣に考え
2年前に改革を始めました。
畳屋と言うのはほぼ100%一般のご家庭とそれ以外の業者さん[賃貸アパート建築屋さん不動産業者】をやっているのが当たり前なんですが
私は以前から一般家庭だけで食べていけないかなと考えていました
畳屋によって比率は違いますが私の業者仕事は仕事の30%を占めていました。
年齢も50歳近くなり人生最後に思い切ったことを選択しようと
ちょうど2年前の秋に今までお世話になった賃貸アパートのオーナーから大工さん不動産業者まで全部こちらから電話して、今までお世話になりました諸事情により年内で受付は終了させていただきますとお断りの連絡をしました。
今のこの不景気な時代に畳屋さんどうしちゃったの?
いろいろ言われました^ ^💦不安でいっぱいでしたが選択する事は何かを失うことなので仕方ありません…
そして昨年の夏改革第二弾🌋襖障子網戸部門を受付終了〜。
これには罪悪感がありました
でも私には目指すところがあります
畳業界がどんどん疲弊していく中
あえて私はあれこれやらず畳1本に特化していきたいんです
内容も業者をやらず一般のご家庭1本に!
そうすると余計な経費も食わず仕事内容もシンプルになるのでより良い充実した仕事内容になります!
私の頭も体も楽になりお客さんにも今まで以上に手厚い体制で良いもの提供できると思います。
言うなれば街のお蕎麦屋さんで
おそばしか出さないお蕎麦屋さん!
このことが失敗しようが成功しようが大きな選択を決断したことで人生が終わるときに自らの人生に意味を感じるんではないだろうかと思うのです!
選択は人に任せてビジネスが成功したとしても人生に無意味感を感じるんではないだろうか?
むしろ少々失敗しても決断選択行動すること自体が自らの人生に意味を感じ喜びが生まれるんではないんじゃないかなと50になって思うようになりました^ ^💦
喜びを心から感じられればいろいろな不幸も受け入れられるんじゃないのかなと思います。
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